[特集]児童心理からみた効果的な自宅練習法 ピアノは自宅で練習しなければ上達しない習い事です。しかし、現代の子どもは塾や他の習い事もあって忙しく、サポートを望みたい保護者も同じく多忙です。そこで、児童心理からみた適切な言葉かけやモチベーション・アップの方法、ピアノ指導者が自身の子育てで実践した練習法、ヴェテラン指導者による生徒が上達する自宅練習のアドバイス等をお伝えします。生徒さんの自宅練習のお悩みをかかえる多くのピアノの先生に役立つ情報が詰まった特集です。◆臨床心理士(明治大学教授)諸富祥彦先生にきく!なぜ練習してこないの?生徒のやる気を引き出すには――(長井進之介) 子どもや保護者との関係において共通点の多い学校現場でスクールカウンセラーを長年務められ、『教育音楽』誌で「教師の悩み相談室」を10年以上担当されている諸富先生にお話を伺い、専門家の立場からお悩み解決のヒントをたくさんいただきました。◆石井なをみ先生直伝! 子どもたちのやる気が継続する 練習指導の10のポイント(橋本 彩) 子どもの力を伸ばす指導に定評のある石井なをみ先生に、練習指導の極意を教えていただきました。◆ピアニストを育てた指導者が語る 子どもの練習意欲を高めるアプローチ法(久保山千可子) ピアニスト、プロサッカー選手の2人のお子さんを育てられた、ピアノ指導者の久保山千可子先生に、子育てのモットーや、効果のあった練習の付き合い方、促し方などを教えていただきました。◆保護者の効率的なサポートが鍵!自宅練習の声掛けのしかた 4つのポイント(五十嵐里佳) 保護者の適切な声がけが、自宅練習の鍵を握ります。サポートのしかたを冊子の形にして保護者に上手に伝えている五十嵐里佳先生に、そのポイントを教えていただきました。[今月の課題曲] クーラウ《ソナチネ》Op.20-1 第1楽章(2021年11月号~2022年10月号選曲者:福山奈々)[トピックス]◆祝・第18回ショパン国際ピアノコンクール第2位入賞!反田恭平 スペシャル・インタヴュー(長井進之介) 世界三大コンクールの一つ、ショパン国際ピアノコンクールで、日本人最高位タイの第2位を見事受賞した反田恭平さんに、受賞から約1週間後にインタヴュー! 受賞をしての心境、コンクールを迎えるまでの準備、各ステージでの選曲のこだわり、将来の展望まで、多岐にわたってお話
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